出会い 恋愛 結婚

はじめよう!MYライフデザイン|第3回「ライフデザインで何が変わる?」

内容

これからの人生を、自分らしく、前向きに生きるために。
「ライフデザイン」をテーマにしたこの連載では、若者のみなさんが自分自身の未来を考えるヒントをお届けします。第3回は、ライフデザインを描くことで何が変わるのかに焦点を当てます。中高生・大学生・社会人など、累計5千名以上にライフデザイン講座を行ってきたトアイリンクス代表・佐藤ユウキさんに、変化のポイントを教えてもらいました。
 
◆ライフデザインは、自分らしい幸せへの近道
人生は、家電やアプリのように試作品を作り、改良を重ねることはできません。だからこそ、未来を試作するように考えられるライフデザインが役に立ちます。今が18歳なら、30歳の自分を何パターン描いてもOK。例えば、「ゲームを仕事にしたい」と書いてみて、途中で「何か違うかも」と気づいたなら、それも大事な発見です。こうした試行錯誤の積み重ねこそ、自分にとっての幸せに近づくための大切なプロセスになります。
 
◆なんとなくの意思決定から、自分軸の意思決定に
「普通はこうだから」と流されるように選択を続けると、うまくいかなかった時に責任の所在が曖昧になり、他人や社会のせいにしてしまいがちです。
「人それぞれの"普通"があり、それは人と違って当たり前なんです」と佐藤さん。ライフデザインを描く中で、“頑張ることを辞める”という結論が出たとしても、それは立派な意志決定。自分の人生を自分で決めるという感覚が、未来を主体的に歩く力につながっていきます。
 
◆将来への不安が、ワクワクに変わる
佐藤さんのライフデザイン講座を受けた中高生へのアンケートで、ある学校では、受講前は将来に対して不安を感じている生徒が約半分を占めていたところ、受講後はポジティブになったと答えた生徒が7.5割に増えたという結果が出ています。
さらに、「将来について考えるきっかけになった」という声も多く寄せられました。未来への希望が育っていくことで、結婚や仕事などのライフイベントに対しても、より前向きになれるのです。



◆自分の価値観を大事にし、ありたい姿を描いてみよう
「ライフデザインで大事なのは、誰かと比較することではなく、自分の大事にしたい価値観はどこにあるのかを見つけることです。未来の自分がどういう状態が良いのか、いろいろな将来像を描いてみましょう。どの人も皆様それぞれに可能性があり、いろいろな未来を描くことで、自分らしい未来像や、ありたい自分に近づけると信じています」



次回は、最終回の実践編です。
「ライフデザインをどう形にしていくのか」を紹介します。
ぜひ一緒に作ってみましょう!
 
取材協力
トアイリンクス
https://www.twoailinks.com/