出会い 恋愛 結婚

新潟夫婦の、はじまりと今。【vol.1】好きなことも、人生も。ふたりで広がる景色

内容

「あのご夫婦、すてきだな」。そんなふうに思うと、「どこで出会ったのだろう?」「どんな関係を築いてきたのだろう?」と、つい気になってしまいませんか。「新潟夫婦の、はじまりと今。」は、新潟で暮らすご夫婦に、出会いのきっかけや結婚までのエピソード、そして今の暮らしについて伺うインタビュー企画です。
第1回は、おふたりとも燕市出身のたかいゆきえさんと齋藤優介さんご夫妻にお話を聞きました。
※本記事では、ご本人の活動名に合わせ、たかいさんは旧姓で表記しています。

Profile
たかいゆきえさん
燕市出身。グラフィックデザイナー。新潟市内のデザイン会社を経て、2020年に独立。絵本と組み木のおもちゃのブランド「くみ木の森(@kumikinomori)」を立ち上げる。現在は燕市に「くみ木の森工房」を構え、制作のほか、オープンファクトリーやワークショップも開催している。

齋藤優介さん
燕市出身。燕市産業史料館の学芸員として活動後、現在は「産業史料文化総合研究室」室長として、ものづくり企業の社史編さんや歴史文化のキュレーションなどを行う。企業が歩んできた歴史やストーリーを、たかいさんがデザインでかたちにする仕事でもタッグを組んでいる。

「旦那さん募集」の一言から始まった、運命の出会い

―おふたりの出会いのきっかけを教えてください。
たかいさん:会社員時代、私が担当させていただいた仕事の依頼主側にいたのが夫です。やり取りはメールが中心で、直接会う機会はあまりありませんでした。とりあえずFacebookでは友達になったくらいで(笑)。スマートな人だなと思う一方で、話したら面白そうだなとも思っていました。

齋藤さん:仕事で知り合ったので、その頃は特に意識していませんでしたね。でも、「すてきな人だな」という印象はありました。
 
たかいさん:そんななか、30代になって周りも結婚して子どもが産まれ始めて。「私も結婚したいな」と思って婚活パーティーに参加したのですが、全くご縁がなく……。そこで思い切って、Facebookで結婚相手を募集しました。
「知っている人の中で出会えた方が効率がいいかも」と思って(笑)。投稿ボタンを押すのは勇気がいりましたが、「押せば可能性が生まれる。押さなければ現状維持」。その2択を天秤にかけたらすんなり押せました。すると彼から、「結婚しよう!」とコメントが届きました。
 
齋藤さん:そうですね(笑)。冗談半分でコメントしたのですが、そこからメッセージのやり取りが始まって、デートを重ねるようになり、お付き合いが始まりました。

Facebookでの「旦那さん募集」の投稿が、運命のきっかけに
Facebookでの「旦那さん募集」の投稿が、運命のきっかけに 

―すでにドラマのような展開です!結婚まではどのように進んでいったのでしょう?
たかいさん:お互い結婚の意思はあったのですが、気づけば3年が経っていました。その頃、ふたりで忘年会に参加した際に、お世話になっていた方々から「お前ら、これからどうするんだ?」と背中を押していただいて(笑)。

齋藤さん:その場で輪ゴムを指輪代わりにプロポーズをしました。「じゃあいつ入籍する?」という話になって、最初は半年後の自分の誕生日を考えたのですが、「なんであなたの誕生日なの!」と彼女に言われてしまいまして(笑)。
 
彼女の誕生日は忘年会の4日後だったのですが、お酒の勢いもあり「じゃあその日にしよう!」と入籍日が決まりました。4日間で両家へ挨拶を済ませ、お互いの恩師に婚姻届の証人をお願いしました。結婚指輪は、仕事でお世話になっている人間国宝の方に作っていただいた、一生の宝物です。


燕のものづくりのご縁から生まれた、おふたりだけの結婚指輪

一人では見られない景色を一緒に。家族は“最高のチーム”
 
―結婚をして、日々の暮らしや気持ちはどのように変化しましたか?
たかいさん:付き合っていた頃は、「いい女でいよう」と頑張っていた気がします。でも、家族になった今は、その気持ちとはまた違います。夫であり、親友であり、親のようでもあり、子どもでもあるような存在。唯一無二ですね。居なくなったら寂しいし、料理担当は夫なので生命線でもあります(笑)。
 
齋藤さん: 家族はチームのようだなと思います。うれしいことも、辛いことも、一番に共有したい相手が彼女ですね。寝ても覚めても一緒ですが、不思議と飽きないです。


夫婦であり、親友であり、最高のチーム

仕事でも人生でもパートナーのおふたり。お互いの挑戦を支える上で、大切にしていることはありますか?
たかいさん:好きなことは全部やってみたくて「くみ木の森」を立ち上げたのですが、彼がいたからこそ、独立できたと思います。結婚してからは挑戦が軽やかになりました。海外イベントも、一人だったらおじけづいていたはずです。彼の存在があるから、安心して一歩踏み出せました。
 
齋藤さん:僕は自分が「こうしたい」というものがそんなになくて。だからこそ、「彼女が幸せだったらいいな」と思っています。彼女は、想像もしなかった景色を見せてくれる人なので、僕はそのジャンプを下から支えたいです。
 
―ズバリ、夫婦円満の秘訣は?
たかいさん:溜め込まないこと! 伝えたいことは、言葉と態度で示します。

齋藤さん:それを受け止めることです! パズルのピースみたいなものですね(笑)。


伝えること、受け止めること。それが夫婦円満の秘訣

「1+1」はきっと2以上。結婚は人生をもっと楽しむこと
 
改めて、「結婚してよかった」と感じるのはどんな瞬間でしょうか?
齋藤さん:結婚して気づいたのは「1+1=2じゃない」ということ。3にも4にもなって、可能性がどんどん広がっていく。その面白さを日々実感しています。
 
たかいさん: 一番は、「一人じゃない」と思えることですね。朝起きてふたりで散歩をして、「今日はお気に入りのパン屋さんでコーヒーを飲もうか」って。そんな何気ない時間が、とても幸せだなと思います。
 
―最後に、これから結婚を考えている方にメッセージをお願いします。
たかいさん:理想の相手は、きっといると信じています。私は『夢ノート』を書いていて、かなえたいことや理想のパートナー像も書いていました。自分がどんな人と、どんな暮らしをしたいのかをイメージしていると、それ以上の出会いが待っている気がします。
 
齋藤さん:「暮らしの義務を義務にしない」ことを大切にしています。ごはんを作ることも、食べることも、ふたりならエンターテインメントになるので結婚は楽しいです。


「1+1」は、きっと2以上。ふたりだから出会える景色がある

【編集後記】
インタビューの冒頭、「実は今朝は大喧嘩をしたんですよ!」と笑い飛ばすおふたり。思い通りにいかない出来事さえ、「エンターテイメントにしよう」と楽しむ姿は、まるでぴったりとかみ合う“くみ木”のよう。これからも、おふたりが紡ぐ物語を追いかけていきたくなりました。


くみ木”のように支え合う、ふたりの冒険の物語

こちらもチェック
出会いの一歩は「ハートマッチにいがた」(https://www.msc-niigata.jp/matching/
二人が紡ぐ新生活のパスポート「マリパス」(https://maripassniigata.com/