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ご縁をつなぐ“伴走者”「ハートマッチにいがた」 マッチングサポーターに聞く(第2回)

内容

新潟県が運営する婚活マッチングシステム「ハートマッチにいがた」
真剣に結婚を希望する独身男女が会員登録し、プロフィール検索やマッチング申込ができるサービスです。その大きな特徴の一つは、会員に伴走して“ご縁”をつなぐ「マッチングサポーター」の存在です。



今回は、80組以上を担当してきたマッチングサポーターの池田さんにお話を伺いました。
 
◆協力企業からマッチングサポーターに
池田さんがサポーターとして活動を始めたのは、「協力企業として関わるなかで、移動の負担などに苦労しているサポーターの様子を見て、自分にもできることがあるのでは」と感じたことがきっかけでした。現在は村上・新発田・胎内エリアを中心に活動し、お引き合わせのサポート実績は累計80件以上にのぼります。
 
◆ 出会いをつなぐ具体的な流れとは?
マッチングが成立すると、センターからお二人の情報が届き、池田さんが日程と会場を調整します。会場は主に池田さんが勤務する中条グランドホテル内の落ち着いたスペースを活用。ランチなど混雑する時間帯を避け、日程候補を多めに調整します。
 
◆ 安心のための「ちょっとしたコツ」
事前のアドバイスとして、池田さんはこんなポイントを大切にしているそうです。

  • 服装:清潔感があり、「ラクすぎない」装いを(靴まで含めて)
  • 会話:盛り上がりよりも「居心地のよさ」を意識して
  • ニックネーム:当日は本名を伏せるため、呼び名は事前に準備を
「緊張して言葉が出なくても、笑顔でいられるだけで十分。それが次の一歩につながります。」
 
🗣️最初だからこそ、聞いておくべき話題も
喫煙や飲酒の有無、実家との近居・同居の希望などは、後から聞きづらくなる代表的な話題。池田さんは、必要に応じて導入時に自然なかたちで触れるようにしているそうです。
「お互いの価値観を丁寧に確認できる“余白”を残すことも大切。最初の会話の中で、共通点の糸口をそっと置くことも意識しています。」
 
❤️心に残る“ご縁”の物語
印象深かったエピソードとして、池田さんはこんなお話を紹介してくれました。
 
「引き合わせ直前に、お相手が盲腸で中止になったことがありました。でも、もう一方の方が『治るまで待ちます』と仰って、約1カ月半後に再調整。
実際に会ってみたら気持ちが確かめられて、そのまま成婚されました。
 
前婚やお子さんの有無など、気になる点があっても事前にしっかりと話し合い、前に進んだカップルも多いそう。
「丁寧な確認と誠実な対話が、ご縁を後押しするのだと感じます。」
 
🔄制度の進化と、サポーターのやりがい
「ハートマッチにいがた」の信頼性は、新潟県が運営していることに加え、サポーター研修や情報共有による制度のアップデートにあります。
プロフィールのオンライン閲覧も可能となり、システムそのものが常に向上しています。
「交際が始まり、『ご家族に会いました』『旅行に行きます』と報告をいただくと、自分のことのように嬉しくなります。」
 
📣これから婚活を始める人へ
動かなければ、何も変わりません。一歩踏み出せば、私たちサポーターが具体的にお手伝いできます。相手の良さを見逃さず、率直に話し合う姿勢をぜひ大切にしてください。一人でも多くの方の“喜び”に関われることが、私のやりがいです。」
 
🔗 詳細・入会は「ハートマッチにいがた公式サイト」から
https://www.msc-niigata.jp/matching/